レッスン~今日の処方箋
leitmotiv百合ヶ丘~丘の上のピアノ教室
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Bachインヴェンション12

(トリル)

2拍にわたる長いトリル。どんどん音が膨らんでしまいます。
エライ先生は「粒をそろえて軽い音で」「練習してね」とおっしゃることでしょう。そう言われても…難しい。


では、やってみましょう。
トリルの音「し♯ど」を、音が出ないように、そ~っと鍵盤の下までおさえましょう。
左手を弾いてみます。右手は左が終わっても押さえておいてね。
左手が終わってどうですか?
右手の音、かすかに聞こえますよね。
弦が解放されていれば響きは「ある」のです。
ダンパーがほんの少しだけ弦から離れれば
弦は解放されます。

次のお試し。
音が鳴らないように鍵盤をほんの少しだけ動かしてみましょう。
指はsemple密着。
鍵盤が1ミリくらい(イメージです)沈んだところに用意。
そして下に1ミリくらい(イメージです)動かします。
それだけでダンパーは弦から離れますので、弦は解放されます。
左手を弾けば、その弦は共鳴してわずかに音が響きます。

「粒をそろえて」というオコトバに反応すると腕が硬くなります。
「軽い音」というオコトバに反応すると鍵盤から指が離れてしまいがちです。
指は鍵盤に密着、深めで作業する、
「右手は弾かないぞ」「音を出さないぞ」と思うくらいがよいと思います。
そしてトリルの数は少ない方が美しい、とわたしは思っています。






・・・・・エライ先生には怒られそうだ。
 
 

バイエル 38

・左手、見渡してごらん。
「れ」
ばっかり。

1小節目
「それしれ」

弾く順番を入れ替えましょう。
「れそ」
「れし」
という順番で最後まで左手を練習してみましょう。
しつこい「れ」が
しっとりと歌えるように。
自分の心の中に「れ」が安定して入ってきたらもう大丈夫。
左手は上手に弾けます。
・・・・ね。

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・さて、「れ」のないところ。
3小節目
「そらしど」
黄金の宝「完全4度」
正義の味方「完全4度」
あなたのイメージでいいから、カッコよく弾いてみて。
心にしみてきたらもう大丈夫。

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・右手。
1小節目~2小節目
「それ」に目をつける。
5~6小節
10小節四分音符の「それ」
12小節四分音符の「れそ」
13小節「それ」
この音程も心にしみるまで練習したら、ほら、
右手が豊かな旋律になる・・・。





今日のお薬は即効性がありました。



 
 

Bachインヴェンション13

・19小節目
右手2拍目
らど♯ふぁ ♯ふぁらど どら♯ふぁ ♯ふぁら♯れ <どしら
分解して3音ずつ練習。

左手2拍目の後半
らど♯ふぁ ♯ふぁらど どら♯ふぁ ♯ふぁら♯れ <れ♯ふぁみ
右手と同じく
分解して3音ずつ練習。

左右同型が半拍ずれることがやりにくく
この練習はかえって混乱するかな?
と、心配しましたが
この練習の後
見事に両手で弾けました。

よかった。

・24小節
3拍目左手
「♯そら」 ♯そに、音楽的な力を込める
「れみふぁ」 3度の漂い感を出す
「♯れみ」   ♯れに、音楽的な力を込める
と意識すると
曲の終結が引き締まりました。

よかった。


練習方法の選択、
イメージをつかんでもらうための言葉の選択、
今日の薬は
ばっちりこの生徒さんに効きました。



 
 

Bachインヴェンション14

(テクニック)
14小節~
配置
1、中指は鍵盤に沿って真っすぐに(なるべく白鍵と角度がつかないように)
2、黒鍵にのる指を選ぶ(弾きやすさ=自分の指のくせ・黒鍵と白鍵の高さの違いを考える)
3、鍵盤の位置を決める(黒鍵が多いパターンは鍵盤の奥ゆきを使う)
各パターンごとに決めていきます。

移動
ひじの角度、わきの角度(肩を支点に)を認識する。
奥行きを使う場合は前方への角度、
横に跳ぶ場合は横方面への角度を意識する。
拍内の音を全部押さえて、パターンごと移動する練習。

速いパッセージの練習
指先から3番目の関節(指の付け根)を安定させる。高さを保つこと。
高さを保つということは
3番目の関節から鍵盤に触るまでの距離が一音一音違うということ。
黒白鍵盤の高低差で距離が違うということ。
親指は指のつき方が違うので動く方向が他の指と違う。
距離のある指はより速く動かす意識をもつ。
一音一音、つまり、ゆびの1本1本で打鍵速さが違うということ。


(着想)5度進行=4小節から5小節左手~♭し♭みられそどふぁ


(テーマ)3度5度4度、3度6度3度
1小節目右手
♭しどれ・れど♭し=3度
♭しふぁ=5度
2拍目ふぁ♭し=4度

3小節目右手
どれ♭み・♭みれど=3度
どら=6度
2拍目らど=3度

音程(音の距離感を感じて)で歌いましょう。



(曲想)新緑木漏れ日。光があたる葉、風にそよいで変化する光欝。





 
 

芸術的なバイエル

(バイエル38番)
ねえセンセ、なんだか最近うまく弾けるようになったきがする~
バイエルにはpもfもないけど
芸術的に弾けるようになった~
自分の芸術的センスが高まったような気がする~
最近ますますピアノが好きになった!(^^)!
・・・と、ちびお弟子ちゃん。

センセはとってもうれしいです。
あなたのいうとおり、
とてもいい演奏ができています。

詳しく言うと、
音をよく聞けているのです。
アゴーギクもできているのです。
響き(縦)と音楽の流れ(横)が
バランスよく作れているのです。
こんな素敵な表現でバイエルを弾ける人は
世の中にあまりいないと思うよ。

 
 
 

 

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