久しぶりに読み返してみました。
大学時代の恩師
渡辺健二先生が
当時心酔していらして
芸大4年生もうすぐ卒業という頃に
課題はバイエルをいただいていました。
当時は
???
でしたけれども
今ならよくわかります。
ー本文引用ー
分離唱は、一声音は常に和音のなかの一音であるという根拠に基づいて、和音を伴奏として、そのなかの一声音を分離してうたうということです。
声がピアノの和音に溶け込んで本当にハーモニーするまで「きいて、きいて」と、先生も生徒も一緒に聴くのです。
必ず耳はひらけ、自分の奏くピアノの音を聴いて感じたままに奏くことでショパンが何を語っているか分かってくるのです。
